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インプラント埋入手術における安全性の確保(2)


インプラト埋入手術における安全性の確保(2)

前回(1)では薄い骨に対してはドリルで削るのを避け手の力でインプラント埋入窩を作るお話をさせていただきました。
今回は上顎の奥歯で骨の薄い人へのインプラント埋入手術についてお話しいたします。
この手術は実は大変困難な手術なのです。
大学病院等で骨が0,5ミリから3ミリ程度の場合、まず骨を作ることから始めます。
入院して全身麻酔か局所麻酔で腰の骨を削り自家骨を採取し、同時に上顎の空洞(上顎洞)を開きそこに自家骨と人工骨を混ぜたものを入れ、骨を作ります。
約6カ月から8カ月待って、骨が出来てからインプラントの埋入手術に入ります。
おおよそ一年の期間と大きな手術を伴います。
骨採取手術においては血圧の上昇やバケツ一杯の出血があったとの報告もあります。
太平洋戦争中の大鑑巨砲主義を彷彿とさせます。

当院では骨造成を必要としない(インプラントを埋入するだけで骨が自然にできる)最新のインプラ ントと最新の人工骨を使用する事で新しい世界を作り出すことに成功しています。
安全性の向上、 お身体へのリスクの減少、手術時間の大幅短縮等大きく変化しております。安全性確保は精神論だけでは不可能です。
すべての症例で事故を防ぐ知恵とシステムが必要です。

詳細は下記のオオダチメソッド スーパーソケットリフト術をご覧ください。



おおだち歯科医院のソケットリフト術

一般的なソケットリフト術ははサイナスリフト術同様に上顎洞底の洞粘膜(シュナイダー膜)を挙上する方法です。
上顎洞底までの骨の高さが十分ではなく、5〜9mm程度の場合、ソケットリフト法の適応です。
当院では新手法のオオダチメソッド(スーパーソケットリフト術)を実施しています。

下記の症例では上顎のインプラントを実施するためCT(立体レントゲン)撮影致しました。



その部位の拡大エックス線像です 上顎には他の場所と違い上顎洞という頭を軽くするための空洞があり骨が2〜4ミリ程度しかなく、インプラントは大変困難です。

前方から見たエックス線像

このような場合一般的にはサイナスリフト術の適応となり以下のような複雑で大変な手術を行わなければなりません。
術式としては一次手術としてご本人のお口の中や腰などから自家骨を集める。
2次手術として採取した自家骨と人工骨を 混ぜて上顎洞粘膜下に骨移植、添加を行い、8ヶ月ほど骨が形成されるまで待ちます。
骨が出来たのを確認して次に3次手術としてツーピース法でインプラントの埋入手術を行い(最近、骨の添加とインプラントの埋入を同時に行い、期間を短縮する方法も行われています)、3〜4ヵ月後に再度切開して上部のかぶせ物を作って行きます。
大学病院では希望によっては全身麻酔、数日の入院等の選択もあり、複雑な術式とともに肉体的リスクも多く敬遠されがちです。
当院では最新のHAコーティングタイプのインプラント体(フィクスチャー)を使い一回の手術でスーパーソケットリフト術で行います。埋入後4ヶ月で最終のかぶせ物をして完成となります。
大変シンプルで患者さんの負担も最小限ですみます。


オペ当日のエックス線写真です


4ヵ月後のエックス線写真です すでに骨が出来ております



その後かぶせ物をして定期検診へ移行します


安全を確保するためには精神論や技術だけでは不足です。安全を背景にした、だれでも出来るシステムが必要です。
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